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夢にいざなえ

夢にいざなえ

雑誌のコメント

1982年2月号

(たぶんGBだと思う)これから先、僕の成功…。
そう、ロックンローラーとして、ロックンロールの
ソングライターとして一生やっていけるかっていう、
大きな闘いがある。
海に住みついてサーファーとして生活してゆく新しいスタイルの
生き方と同じように、これも新しいライフスタイルだと思うんだ。
だけど、まだ、それを成し遂げた人はいない。
まだ、今は皆途中なんだ。僕らのロックとかフォークとか呼ばれている
10年前に生まれた音楽、これを最後までちゃんとやれるか、
一生やって、成し遂げるのが本当の、一番大きな夢じゃないかって気がする。
自分の人生の幸福と、それを分かちあえる客と、
ずっとやっていくことなんだ。
これが“ブラン(計画)”なのか“ドリーム”なのか“ビジョン(幻想)”
なのか、今はわからないけど。

1982年4月号

僕がジャクソンブラウンを好きなのは「この人ステキだ」って
いうのが歌の向こうに感じられるから。
もちろん、ジャクソンも私生活は自堕落で、歌の中だけでも
イカシたヤツを描こうとしてるのかもしれない。
そうだとしても、そういう彼自身が好きだね。
歌の向こうに、この人はどんな人なのか、どんなふうに愛するのか、
どんな悲しさなんだろ、ってことを思える人って、
いないとは言わないけど、少ないと思う。
自分の歌はどうかって言われればそれは人が決めてくれるわけだけど、
そういう歌を作りたい、そういうステキなヤツになりたい。


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